これから空手を始めようと思っている方へ
ここでは、空手をやってみたいけれど空手って何か良く分からない、佐藤塾はどんな道場なのか、そんな疑問にお答えしていこうと思います。
聞きたいことがある方は、お問い合わせいただければこちらのページに追加していきますので、些細な事でもお問い合わせフォームよりご質問下さい。
Q.空手ってそもそも何?柔道とは違うのか?
A.
同じく道着を着て行う武道ですが、柔道は投げ技と寝技で戦い、空手は突きと蹴りで戦います。
空手は特にその源流の特性として、「刀や武器がない場合に素手で敵を制圧する」事を目的とした技術です。
“武術”としての空手“術”は荒事が起きた際に素手で如何に相手にやられないよう制圧するか/やっつけるか、という術(わざ)、ですが、“武道”としての空手“道”は「その術を知った上でどう生きるか」というものです。
Q.フルコンタクトとか伝統派とか極真とか、何が違うのか?
A.
空手は大きく分けると2種類あり、フルコンタクト空手と伝統派空手に分かれます。
わかり易く端的に言うとフルコンタクト空手は実際に相手に技を当てる空手で、伝統派空手は寸止めする空手です。佐藤塾はフルコンタクト空手に属します。
フルコンタクト空手も伝統派空手もどちらも同じ「空手」ですが、実際の威力にフォーカスするか、その技術のコントロールにフォーカスするかといった所です。
フルコンタクト空手は「実際に当ててみないと分からない」「当てて威力を試してみよう」という練習方法から成り立ち、伝統派空手は「当てて練習過程で相手に致命傷を与えてしまってはいけない」「寸前で止めて残心をとる」という練習方法から成り立ちました。
現代では生きるか死ぬかという生活ではないため、色々なものが欠けて競技に特化した結果、それぞれ中身が少しずつ変わってきています。
実戦のない中進化してきたので、目突きや貫手、手刀等の弱点部位に特化した技は使われなくなってきました。組手では使うことは殆どありませんが、佐藤塾では技術の1つとして精神面と共に教えています。
Q.では極真とは?
A.
極真空手とは、フルコンタクト空手の祖である大山倍達氏が「一撃必殺」を掲げ、直接打撃による空手で武の真髄を極めんとして立ち上げた流派となります。
Q.佐藤塾はどんな道場?
A.
フルコンタクト空手の祖である大山倍達氏の直弟子であった佐藤勝昭が、初代世界チャンピオンを取った後に空手を引退していたところ、熱烈なファンから教えを請われて始まった道場で、「覇道ではなく王道を行け」という力ではなく仁徳の精神を身につけるべしという宗師 佐藤勝昭の考えと、元は大山倍達先生の教えであった円運動を用いた技術を根幹とする流派の道場となります。
フルコンタクト空手のパワーと、伝統派の技の正確さ・スピードを追い求める練習となります。